Research Interest
声は私たちをどう形づくるのか:視聴触覚入力による発声制御から、声による自己他者表象の形成まで
私たちは日々、様々な周囲の情報を知覚し、自らの「声」を発しています。
また声は、単なる音響信号でなく、自己のアイデンティティや他者との関係性を織りなす社会的相互作用の基盤です。
私は、入力(知覚)と出力(発声)が感覚運動レベルでどのように結びついているか、それらがどのように音声の色鮮やかな主観的体験を形成しているかを解明したいと思っています。
具体的には、多様な感覚刺激が発声に与える同期・促進効果の検討や、音声から想像される顔の可視化、主観的な自己声の再現といったアプローチを展開しています。
音声が自己と他者に対してどのような情報を伝達し、どのように統合されているのかを明らかにし、音声コミュニケーションの基盤となる認知メカニズムに迫ります。